2017年末から、ずぼらな私にとって強い味方(のはず)だった「Money Forward」。
が…このたび「Zaim」に心変わりしてしまいました~。(^▽^;)

Zaimに変えた理由は、家計管理の考え方の見直しの結果なんですが、家計簿アプリに加えて1年間のお金の流れを掴むため、Excelファイルで初めて年間収支表というか年間予算表のようなものをExcelで作ってみたんです。
そしたら…
なんでこの方法に気付かなかったんだ?というくらい面倒くさがりの自分にピッタリでした。
Excel1Sheetさえあれば、簡単に家計管理ができるんだな~って今更ながら気付きました。
ってことで、その手順をまとめます。
Excelで家計管理する方法
当記事は、いきなり、家計管理を始めるんじゃなくて、まず現状を把握する方法です。
管理する費目を先にノートに箇条書きするといいかもしれませんが、面倒くさがり屋の場合、下準備が必要だと腰が重くなると思うので、何にも考えずにまずExcelを開くを推奨。(笑)
Excelで表を作る
最初にExcelで表を作成します。
※パソコンにExcelが入ってなかったら、Googleスプレッドシートで代用
難しく作らなくてもいいんです。
シンプルに列に月、行に項目を入力していくだけです。
行の項目には、費目を入力して、合計と入力して一区切り…みたいな感じで簡単に。
行の色つけもそれほど難しい操作じゃないですしね。
で…
家計管理の費目の中で、パッと頭に浮かびやすいのが生活の基盤となる固定(家賃、光熱費等)の支払いだと思うのでこれをパパッと入力しちゃいます。(どんなにずぼらでも、頭に浮かぶはず…)
生活の基盤となる固定費を入れたら、一旦、合計の行を作っておいてその下にその他の決まった支払いの項目を追加していきます。
↓分け方はこんな感じ。
- 固定費・・・生活の基盤になる固定費
- その他の決まった支出・・・年払いとか固定費以外の定期払い
- 特別費・・・突発的な支払いに備えるお金
- 生活費・・・固定費以外で生活に必要な支払い。(食費とか…)
- 収入・・・言葉通り、家庭に入って来たお金
ここで、大事なのは、必ず、特別費を入れておくこと。
後で説明する家計チェックに関係してきます。
月3~5万くらいが妥当かな…と。
最初はざっくばらんでもいいと思います。(生活費の予算は少し多めでもいいと思う。)
あとで、いつでも追加できますし、最初は主たる項目だけ。
最初はシンプルな方が、面倒くさくなくて取りかかりやすいです。(現状把握が目的なので)
ここまで来たら、次は金額の入力に入ります。
金額を入力する
- 列項目に「1月~12月」を作成
- 合計欄に、計算式を入力
- 金額を入力する
- 金額が決まっている項目をそのまま (最初は大体の金額でもいい)
- 生活費はやりくり項目なので、予算として収めたい金額。
- 収入を入力したら、あとはExcelが計算してくれる。
合計欄の計算式も、複雑なものじゃなくてOK。
私が使ってるのは、以下の簡単な式だけです。(Excel使用)
=SUM(K43:K45)・・・K列の43行目からK列の45行目まで合計する
=N45+N50・・・N列の45行目とN列の50行目を足し算する
=N50/12・・・N50行目の金額を12で割る
A~Zのアルファベットは列のこと、数字は行数のこと。
計算式の冒頭の「= SUM 」は、合計を計算する関数。
基本的な操作は、以上で完了。

あとは、Excelが計算してくれた数字を見ながら、我が家の家計についてチェックするだけ。
家計のお金を可視化してお金の流れを把握する
いや~、Excelってなんてお利口さんなんでしょうか。
ちょっとした関数いれるだけであっという間に計算してくれます。
改めて、Excelがめっちゃ便利なツールだと思いました。>今頃?(-。-;)
家計のお金を一覧で可視化することで、家計管理する上で大事なことに気付けます。
最低限必要なお金と使えるお金をチェック
最低限、必要なお金とは?
家計から出て行くことが決まっているお金です。
さきほどのExcelファイルから、「支出の合計」をチェックします。
この合計が、生活していく上で最低限必要なお金という事になります。
これだけあれば困らないという金額です。
食費などのやりくりできる費目も含んでますが、まずは、「理想はコレ」という家計を把握します。
また、支払いがあるかないかわからない突発的な支払いも含めているところがミソ。
使えるお金とは?
「収入-支出」をチェックします。
「支出=最低限必要なお金」なので、「収入-支出」は、「自由に使えるお金」なんですよね。
さて…この「使えるお金」…
プラスでしたか?マイナスでしたか?
使えるお金がプラスの場合
丸々、貯金に回せるお金です。
必要なお金は、もう、支出に入れてますから…。
ここで、Excel表で食費などのやりくりできる生活費の金額を調整してみると…
必然的に使えるお金の金額が増減していくわけですが…
食費とかでですね…
ここまで下げれば、ここまで使えるお金が増えるんだ…ってのを目の当たりにできて、楽しいですよ♪
使えるお金がマイナスの場合
マイナスの場合は…
決まった支出は下げられないので、食費などのやりくりできる生活費の調整をするか…
収入を増やすか…の検討をするしかないです。
あとは、ザックリ管理していくだけ…
上記までが基本です。
あとは、このまま、収支予定表として使うのか…
実際の金額を入れて、家計簿とするのか…お好きな使い方でいいと思うんですけど、
ポイントは…
- 最低限必要なお金は、ないものと思う。
- 食費などの生活費を予算内に抑える。
- 年間収支から、支出が多い月、少ない月を見極めてバランスを取る。
で…使えるお金がプラスの場合…
「最低限必要なお金」の範囲で1年を過ごすだけでどんどんお金が貯まっていく。
と…複雑に考えないで、シンプルに考えればいいんですよね。
実際の金額を入れていく家計簿として使うならば…
日々の支払いがわかるよう別の家計簿を併用して、
締め日に別家計簿の合計だけExcelに入力すればいいだけです。
その場合、日々の家計簿は出来るだけ簡単なのがベストですよね。
ただのメモだけでもいいし…
レシート家計簿とか…
袋分け家計簿でもいいかも…
あと、後述の1行家計簿とか…
とにかく、それぞれの費目の「合計」さえわかればいいんです。
後はExcelが勝手に計算してくれます。
Excel家計管理で参考になる家計術
Excelファイルを作成するにあたって、以下の家計管理術を参考にさせていただいてます。
- あきの一行家計簿
- 貯金簿
あきの一行家計簿
前々から知ってはいたんですけど、面倒くさがりなワタクシなんで…そのうちきっとノートに線を引くことさえ面倒に思ってしまうだろうと思い、ノートでのチャレンジはしてないです。(-。-;)
ノートはチャレンジしてないですが、 現在、家計簿アプリを一行家計簿のように使う方法を試行錯誤している真っ最中です。
エクセルファイルは、あきさんの記事を参考にさせていただきながら作成しました。

貯金簿
「貯金簿」とは、「預貯金の残高や住宅ローン残高などを一覧にしたもの」です。
「貯金簿」のことは、Excelファイルのテンプレートで何かいいのないかな~と探していた時に初めて知りました。
ググってみると、家庭それぞれのやり方で管理されていて、非常に参考になりました。
以下、貯金簿管理のおすすめ記事です。
ずぼらこそ、Excel!
Excelで家計管理って、大変そうじゃない?
計算式とか設定するの面倒くさくない?
パソコン起動するのって面倒くさくない?
って思うかもしれませんが…
「ずぼらこそExcel!」なんじゃないかと…
確かに紙のノートは確かにパッと目の前に出せて楽です。
ただね…
自分で、線とか引くの面倒くさくないですか?
自分で電卓で計算するの面倒くさくないですか?
Excelなら、最初から表になってます。
合計も式だけ入れとけば、金額入れるだけやってくれます。
Excelの知識もそんなに無くっても大丈夫なんです。
基本的な簡単な式だけでOK。
毎日の家計簿も…
開始日に手元にあるお金をメモしておいて…
お金を銀行からおろしたらメモしておいて…
締め日にその合計から、手元のお金を引いた金額だけ入力するって手もあります。
とにかく、自分が苦にならず続けられる方法で、毎月の収支がわかればいいんです。
あとは、毎月1回、Excel開いて、金額を入れるだけ。
えっ?月1のパソコン起動も面倒い?
まぁ、私も究極のずぼらなんで気持ちはよくわかります。(>▽<;; アセアセ
でも、一度Excelで作ってみると…
「な~んだ、簡単じゃん!」とやる気も出るはずです。
家計簿がなかなか続かない方…「Excelで家計管理」をぜひ一度試し下さい。
ずぼらこそ、Excel!ですよ~。
それでは、また!けろら~でした♪\(^▽^)/